家を建てる時は専門家選びは慎重に
設計者に設計を依頼
“設計”の打合せに始まり“竣工”までの間、建て主と設計者は数多くの打合せを重ねて、建て主が納得したうえで作業を進めていかなければなりません。したがって、設計者の選択は非常に重要な意味を持ちます。 よい設計者といっても、いろいろなタイプの人がいるので、その人の設計した住宅の実物や写真を見せてもらったり、考え方を聞くなどして、人柄や実績を調べる必要があります。 また、施工者の下請けではない独立した「設計事務所」を選ぶことも大切です。 身近なところに設計者がいない場合は、「船日本建築家協会」(JIA)や「建築士会」の建築相談室に相談して紹介してもらうとよいでしょう。 設計は建築士に依頼するのがふつうです。 この建築士は木造・二級・一級と分かれていて、建物の用途や構造・階数・規模によって、その扱える範囲が決まっています。 選ぶときは、「その建築士がどういうものを扱え、何が得意なのか」を見ることが重要です。 たとえば、「住宅の設計はするけれど、実績があるのは鉄筋コンクリート造の共同住宅ばかりで、木造住宅は扱ったことがない」という建築士もいるわけです。 洋室のように柱が見えない仕上げ方法しか扱ったことのない設計者だと、大切な木材の使い方一つ知らず、柱を見せる和室が満足にできないということもありえるのです。 設計者選びでもう一つ大切なのは、「建築士の人柄」です。 一言で建築士といってもさまざまで、「説明を求められると、難しい専門用語を駆使して建て主を煙に巻く人」「言い訳ばかりする人」「仕事の先が見えない人」「与えられた時間内で仕事のできない人」なども実際にいます。 こういう建築士を選んではいけません。 本当の専門家は、あなたの求めている事がらをやさしい言葉で解説してくれます。 本当の専門家だからこそ、やさしく説明できるのです。